ちょっと見て来た 一覧

馬場剛史作品展特集


先日ですが、馬場剛史作品展に行ってきました。
信州中野銅石版画ミュージアムは中野小学校旧校舎を利用した建物です。
馬場さんの作品とマッチしてよい空間になっていました。(馬場さんは先生だしね)
下の写真の新作は160cm×160cmの大きな作品です。
小さな絵の集まりが不思議と全体を構成しているのが、馬場さんの絵の特徴だと思います。
あっちを見てこっちを見てと、ずーと眺めていても飽きのこない絵です。

先生をしながら描いているので、しょうじき作品数はあまり多くありません。
もし馬場さんが絵だけ描いていられる状況になったら、
すばらしい作品を沢山生み出せるのに、すごくもったいないです。
どこぞのパトロンさん、この才能を見いださない手はないんじゃないかなぁと。

めずらしい?砂絵の作品みかんねこちゃん、かわいいです。

作品展に来た人はもれなく貰える絵はがき、1枚だけなので迷いますね~。
絵はがきと言ってもプリントゴッコで馬場さんが1枚1枚作ったものなので
小さな作品です、うれしいですね。
ちなみに11月5日までです。

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越後妻有アートトリエンナーレ2日目

今日も朝から大地の芸術祭見に行きました。
中野市から車で1時間ちょっと、近いですね。
それだけにこんな田舎でスゴイナ~、感心しちゃいます。
さてまずは「森の学校」キョロロです。

手塚貴晴氏、手塚由比氏による設計で前回の芸術祭の
2003年に完成しました。
3年前に見た時は衝撃を受け、建築で素直にすごいなぁと思えたのは初めてでした。
左の写真の塔の上から撮ったのが右の写真です。
えっこんな所に家があるの?ちょっと心配になるくらい(ごめんなさい)森をぬけた、
小さな集落の端に突然そびえるヘビがモチーフの錆びた鉄の建築。
想像してみて下さい、真冬にはほとんどが雪に埋まってしまい
ヘビの頭にあたる塔の部分だけがニョキっと残ります。
全ての壁は厚い鉄板で出来ているのでどんな大雪でも大丈夫、
雨や雪による錆色が風景にとけ込みます。
地理的条件を考慮したこの場所だから成立した実験的な作品です。


今日はあいにくの天気で降ったりやんだりで、
あまりいい写真が撮れませんでしたが
それでも楽しい芸術祭でした。
結局2日間で330作品中、100くらいの作品しか見れませんでした。
3年後の大地の芸術祭に行ってみたいなと思った方は
1週間くらいを予定して、ゆっくりくつろいで見るのがおすすめです。
鑑賞のために買うパスポートは50日間の会期中有効なので、
周辺の県の人は何度も足を運ぶのもよいかも。
1日中作品を見て回るのはけっこう疲れますので、
体力づくりも忘れずに。

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越後妻有アートトリエンナーレ2006

若いっていいですね。
わたくし27歳は温泉、ビール、熟睡で朝起きたら、
完全復活!行けるっ腰が少々痛いけど出発だぁ~!
大地の芸術祭を見に行ってきました。
だって行きたくて行きたくて、これをニンジンにしてやってたんだもん。

いやー最高!3年前の開催の時感動して待ちに待ったかいがありました。
日本のアートかくあるべきです。
田舎の自然豊かな風景の中に地域の人々も参加してつくられた
アートのお祭り。
しかもかなり高い次元でまとめられています。

下の写真どうなっているか分かりますか?
不思議ですね、内緒です。
見ていると、おじいちゃんとおばあちゃんがどこからともなく
ゾロゾロと現れて「おもしろいねぇ~」「よく考えたね~」
ぼくよりも積極的に作品を体験して楽しんでいました。

他の場所では3歳くらいの小さな子がお母さんに
「芸術ってこれだよ!」って作品を見つけて指さしていました。
感動しちゃいました、もし自分が作者だったら涙がとまりません。
この芸術祭には330点の作品が6市町村にまたがって展示されていて、
地図を片手に作品を探すオリエンテーリングのような楽しさがあります。
どんな人でも楽しめるアートイベント、すばらしいです!

いやーズーを作るのに集中しすぎて、
鏡など見ていなかったものでヒゲがのびすぎていました。
ビックリビックリ、われながらどこの達人だよって感じです。
あっ冗談ですよ、念のため・・・。
これ『ヒゲ・プロジェクト』という作品を体験したぼくです。
なんかみょうに似合ってません?
これからこのぐらいのばそうかなぁと思いました。
今日は330作品中50くらいしか見れなかったので
明日も行ってきます、楽しみだぁ~。

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