善光寺。
'09.1.19
今年初めての善光寺参りに行ってまいりまいした。
これ初詣ってわけじゃありませんけど、
今年の干支は何ですか?お客さん、
そう、丑年でしょ、
そしたら牛に引かれて善光寺にもうでなきゃ、
そりゃもう、恋はもうもくってもんです。
?。
さて、善光寺はこのブログでも何回か紹介したけれども、
今回は入り口の門にある仁王像をご紹介。
写真ではなかなか伝わりにくいかもしれませんが、
善光寺の仁王像は力強さと躍動感があり、
プロポーションや筋肉の盛り上がりなどが美しく、
はっきりと「うまい!」作品だと思います。
それもそのはず、この仁王像は高村光雲の作品なんです。
高村光雲は彫刻を好きな人なら知らない人はいませんが、
なんか聞いたことがあるのだけどという人は、
高村光太郎の父と聞くとピンと来るかもしれません。
工芸好きであれば高村豊周の父といった方がいいかもしれません。
高村光雲(父)、高村光太郎(兄)、高村豊周(弟)、あまりにも天才な家系です。
それぞれが、その進んだ道で一級の評価を得て、作品や考えが後世に影響を与えています。
高村光雲、高村光太郎はすっごく有名(教科書に載るくらい)なので、
ここではちょっとだけ高村豊周のお話を。
ぼくは高村豊周の作品は正直「好き」ではないのだけれど、
彼の置かれた状況や、作品づくりに対する考えや悩みが「好き」なんです。
やっぱ長くなりそうなので次回へ・・・。