ちょっと見て来た 一覧

菊池ビエンナーレ展

個展終了後の搬出作業を薔薇貫マンがまた助けに来てくれました。
かなり疲れていたのでホントたすかりました。
その後実家で薔薇貫マンこと本間友幸氏とささやかな宴会をして、
ぼくは酔っぱらって寝てしまったしだいです。

しか~し、次の日にはちゃんと起きて、
菊池寛実記念 智美術館に菊池ビエンナーレ展を見に行きました。
これ本間氏が入選した陶芸の展覧会です。
40点位の作品が広々とした空間を贅沢に使って展示されていました。
ハッキリ言ってめちゃくちゃレベル高いです。
本間氏の作品は我が家にもあって普通に使っているので、なんか不思議な感じ。
もちろん入選作は気合いの入った作品で、
他の入選作に引けを取っていないと思いました。
とはいえ、数々の大先生の作品に囲まれちゃって、
正直よく入ったなぁ(ごめん・・・)と。
まぁそれだけ兄貴の作品はすごいってことなんですな。
今年は日本陶芸展にも入選、関西国際空港の富士火災アートスペースにも選抜。
かなりきてるなぁ~、大波が薔薇貫入をさらっていくのも時間の問題か。

(写真は本間友幸氏の薔薇貫入釉による陶芸作品
題名『大波にさらわれるのを今か今かと待つ薔薇』~きれいに並べたってだめですよ~
※ぼくが勝手に命名!これはビエンナーレの入選作とは違う作品です。)
そんな兄貴を梱包や搬出に使ってしまうぼくっていったい!?
恐れ多いっす、めったなことするもんじゃないっす。
近くにあると見えづらくなるものがあるっす、愛なんかと同じっす。
とまぁ、そんな兄貴のビックな個展が中野市で開催されます。
信州中野銅石版ミュージアムで6月末からです。
美術館はバラ公園の中にあり、ちょうど薔薇も見頃をむかえています。
公園の薔薇を見るためだけに全国から沢山の人が来るくらいで、
植物の薔薇もかなり見ごたえあります。
いや~、この展覧会に行かない手はないんじゃないかと思うしだいです。
うへ~、とっても耳よりな情報なんじゃないかと思うしだいです。

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2006年の記憶

2006年。
この一年何があったか思い出してみると、ほんと色々ありました。
テイクジー・トイズとして作家活動以外のことを本格的に始めた年で、
それにともない沢山の方に出会った年でした。
このブログでテイクジーのことを知って下さった方との出会いもありましたね。
海外でも出会いがありました。
思い出としてはやはりデンマーク旅行が楽しかったです。
憧れのハンス・ウェグナーの家具を作る工場を見学したり、
そこの職人さんとその方の日本人の奥さんに家庭料理をごちそうになったり、
行ってよかったなぁ~。
そう言えば工場の報告をなにげに忘れていましたので、写真をアップします。

これは椅子の背になる部材、つなぎ目に違う色の材料を使うことで意匠としてもキレイ。

ぼくの工房でもよく見る作業工程。若い職人さん18くらいかな。

椅子の座をはっているところ、女性の職人さんです。

ほぼ完成の椅子が積まれています。椅子の部材倉庫、同じ部材ごとに整頓されています。
職人さんは「私たちの宝の倉庫だよ」と言っていました。

こんな3次元カーブも作れちゃう機械、すごいですね。
案内してくれた職人のケンさんと話ていて印象的だったのは、
デンマークでは手仕事がどんどん減っていて木工道具が手に入らなくなっているということ。
日本でもそうですよと言ったら、「まだ道具が売っているだけいいじゃないか」と・・・。
日本で、ものづくりをするのは大変と思っていたけれど
他の先進国でもほとんど状況は変わらないんですね。
やっぱり状況を変えられるのは、僕たち若い世代なんじゃないのかと思います。
おおげさではありますが、テイクジーも日本の「ものづくり」、
そしてつくる「もの」に価値を持たせられるように努力したいと思っております。
突然宣言!であります。
では皆様、よい年をお迎え下さい!

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近江町市場


金沢21世紀美術館に行く前に、お昼を食べようと寄ったのが近江町市場です。
金沢の食といえば近江町市場ですね。
上野のアメ横みたいな感じの所ですがスニーカー屋などはなく、
魚介類中心の金沢の台所です。
新鮮な海鮮料理のお店も建ち並び、観光客にも楽しい所です。
とてもいい雰囲気なのでおすすめです。
今はカニが旬みたいで、やたら「おにいさんカニ安くしとくよ!」と声をかけられました。
あれもこれも美味しそうなものばかり、
何を買おうかなと迷っていると、「五郎島金時」というさつま芋が並んでいました。
色も形も美味しそうなので一箱買っちゃいました。
ストーブで焼くのが楽しみです。

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