2009年04月 一覧

ヤノベケンジ-ウルトラ展。

先日、名古屋に住む友人の家に遊びに行った際に、
豊田市美術館で開催中の「ヤノベケンジ-ウルトラ展」に連れて行ってもらいました。
ヤノベさんの作品は以前にも何度か見たことがありましたが、
今回の新作に、またしても度肝をぬかれてしまいました。

ここに訪れたのは一年ぶりか、それにしても美しい美術館です。
豊田市美術館は外観も中も、所蔵作品も国内屈指と思います。
 
『アトムスーツ』と『トラやん』。
ヤノベケンジの始まりと未来がつまったアイコン、
アトムスーツは使い込まれ、織り込まれ、オーラを放っています。
トラやんはかわいい!
20世紀を思わせるインスタレーション。
そういえばマンガ『20世紀少年』の主人公「ケンジ」という名前は、
ヤノベ「ケンジ」と関係あるのでしょうか?
今回の新作であり、最高の見せ場!
一日数回作動します。
想像以上に美しく、かなりビビる作品でした。
いろいろと揺すぶられ、五感を超えて、いやがおうにも伝わってきます。
ヤノベケンジさんの作品は、子供も楽しめる作品だと思うので、
愛知県周辺の方はGWに家族で出かけてみてはいかがでしょうか。
おすすめです!
写真では百分の一も伝わらない作品です、ぜひ体験して見て下さい。
ちなみに、この美術館は館内写真撮影OKという国内ではまれな美術館です。
作品も見せ方も世界標準ということなんでしょうね、
早いこと国内でも多くの美術館に導入して欲しいです。
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えんじょい 木のおもちゃ。

4月21日~5月10日までパルコ新所沢(埼玉県所沢市)で開催される、

「えんじょい 木のおもちゃ~comaam & designer’s toy~」というイベントに
『テイクジー・ブロック』が参加します。
イベント主旨がこどもが遊べる「えんじょい」なおもちゃなので、
寄木作品はありませんが、実際に遊べるところもあると思いますので、
『テイクジー・ブロック』を触って見てみたいと思っていた、
埼玉県所沢周辺の方がいましたら、ちょっとのぞいて見てください。

ほんとうは、ズーやロロも出せればよかったのですが、
急な依頼だったこともあり、ブロックのみですが、
他の木のおもちゃ工房が5つも参加しますので、
子供たちと出かければ、きっと楽しめるのではないかと思います。
がんがん遊びたおして「えんじょい」してみてはいかがでしょうか。

このイベントは埼玉の「おもちゃのこまーむ」さんが、
面白そうな工房や作家に声を掛けて集まったそうです。
「arumitoy」さん「工房mapa」さん「Joy Life Works」さん「ラトル工房ブータレブー」さん、
それぞれに創意工夫がいっぱいのおもちゃで、
子供たちの創意工夫をいっぱいお待ちしております!
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善光寺御開帳。

今日は、「善光寺さんが御開帳ですよ」と聞きつけて行ってきましたよ。
えー、もちろん牛に引かれまして善光寺でございます。
なにしろTDLこと東京デズニーランドの平均入場者数をしのぐ程の人が訪れると言うのが、
このZJGなわかですから、休日はさけ平日に行ったのですが、
数々のアトラクションはどこも長蛇の列、小一時間待ちです!のアナウンス。
え、ZJGってなんですかって、おいおいZENKOU・JI・GOKAITYOUに決まっているだろ、
日本の老若男女がだれでもが最も行きたい所の一つ、One of the most favorite places さ。
おっとごめん、思わずネイティブが顔をのぞかせてしまったかな、ソリ~。

 

入り口の提灯には祝!、お祭りみたいです。
右は、2007年に修復が終わった『善光寺山門』、
この人気アトラクションもけっこう列になっています。
ちなみに拝観料は500円で、かなり急な階段アトラクションを1人ずつ登ることができ、
なかなかスリリングです。
登った所にいる『文殊菩薩騎獅像』は見ごたえあり、再び階段を下りるのもスリリングです。
さぁ、御開帳で最も人気といえばこれ!長蛇の列です。
今日は日差しが強くて、暖かというより熱い日だったので、けっこうきつい。
列の先におわすのは、『回向柱』にございます。
この柱に触れるために並んでいたわけです、大きいですね。
回向柱のなにがすごいの?、よく聞いてくれました。
善光寺本堂にある七年に一度の御開帳の時だけ見ることのできる『前立本尊』に、
回向柱の後ろに伸びている糸が繋がっているので、
前立本尊に触れていることと同じ(なぜ?)ということになり、
その功徳ははかりしれないらしいのです(ミラクルです)。

この後は本堂に入って、『御印文頂戴』をして(列びます)、
参拝券(ちなみに500円)を購入して、
『前立本尊』をちょっと遠いな~な距離から拝んで(列びます)、
『お戒壇めぐり』(列びます)へと向かいます。
お戒壇めぐりは本堂下の真っ暗な(自分の指の先も見えません)通路を通り抜け、
途中に隠された錠前に触れることのできた勇者のみが、
往生の際に極楽へと迎えにきてもらえるという、壮大なアトラクションになっております。
なぜ?かって、これも回向柱とまったく同じギミックです、繋がっているのです。
ミラクルなのです。

さぁ、考え方によればTDLよりも人気のZJGですし、
TDLなど足下にも及ばぬ程に歴史も物語もはんぱなしに壮大です。
その上、訪れたあなたを地上のつくりものの楽園じゃなく、
本物の極楽へと連れて行く約束までしてくれます。
テストで90点以上とったらね!とかの努力は入りません。
次のクリスマスにね!とかの、いつの次をなの?をまち続ける必要もございません。
必ずや訪れる往生の際に、漏れることなく行けるわけです。
行ってよかったZJG。

え、マスコットがいなきゃ面白くないって?
もちろんご用意してあります。
本堂の裏手、なるべく人目の着かない所に、ちゃんといました。
いや、隠してるんじゃないですよ、
何度来ても楽しめる!サプライズ、そんな遊び心でございます。
名前だってほら、『善子さん』と『光子さん』・・・遊び心にございます(こういうの好きです)。
写真撮影にもってこいの人気スポットです(列びません)。
と、まぁ冗談はさて置き(さて置けない長さですが)、
会期中600万人もの人が訪れるという善光寺御開帳。
600万人という数字に驚きますが、御開帳や初詣、
なんだかんだいって日本人の信仰心ってゆるくっていい感じです。
僕もお参りするのは、初詣と困った時ぐらいの、
こんな時ばかり信仰ですが、心の平安はいがいにあるようにも思えます。
現世利益も実は聞いてくれそうだし、あの世利益はもちろんバッチリ、
どっちもOKなお願い宗教観、日本て素晴らしいんじゃないでしょうか。
健康で長生きしたい、愛する人も長生きして欲しい、死んだ後も幸せがいい。
そんな願は誰にとっても同じはず・・・、そのとおり!正解です、宗教で争う事勿れ。
春の日差しが暖かい(熱い)せいかな、平和ボケでもいいじゃない。
花も見頃のこの季節、牛に引かれて出かけてみるのもいいかもしれません。
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