越後妻有アートトリエンナーレ2日目
2006.9.5
今日も朝から大地の芸術祭見に行きました。
中野市から車で1時間ちょっと、近いですね。
それだけにこんな田舎でスゴイナ~、感心しちゃいます。
さてまずは「森の学校」キョロロです。
手塚貴晴氏、手塚由比氏による設計で前回の芸術祭の
2003年に完成しました。
3年前に見た時は衝撃を受け、建築で素直にすごいなぁと思えたのは初めてでした。
左の写真の塔の上から撮ったのが右の写真です。
えっこんな所に家があるの?ちょっと心配になるくらい(ごめんなさい)森をぬけた、
小さな集落の端に突然そびえるヘビがモチーフの錆びた鉄の建築。
想像してみて下さい、真冬にはほとんどが雪に埋まってしまい
ヘビの頭にあたる塔の部分だけがニョキっと残ります。
全ての壁は厚い鉄板で出来ているのでどんな大雪でも大丈夫、
雨や雪による錆色が風景にとけ込みます。
地理的条件を考慮したこの場所だから成立した実験的な作品です。
今日はあいにくの天気で降ったりやんだりで、
あまりいい写真が撮れませんでしたが
それでも楽しい芸術祭でした。
結局2日間で330作品中、100くらいの作品しか見れませんでした。
3年後の大地の芸術祭に行ってみたいなと思った方は
1週間くらいを予定して、ゆっくりくつろいで見るのがおすすめです。
鑑賞のために買うパスポートは50日間の会期中有効なので、
周辺の県の人は何度も足を運ぶのもよいかも。
1日中作品を見て回るのはけっこう疲れますので、
体力づくりも忘れずに。