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10月, 2014 | nakagawa takeji

2014年10月 一覧

中野市長の夢を聞く。

今日、中野市長が工房とギャラリーを見学にやって来ました。
急きょ、お借りして保管してあった作品たちに起きてもらって、
ギャラリーに集合してもい、ミニ個展を開きました。
こういった時に作品を貸してもらっているとほんと助かりますね。
(作品をお貸しいただいているKさんとTさんありがとうございます。)

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市長は芸術に造詣が深く、とても楽しい話しができました。
とくに観光や市街地活性化のために、ギャラリーなどを活用し、
魅力ある美術工芸作家を紹介することで中野の魅力を発信したいとのこと。
観光を名所や名物に加えて、
その地域に根ざした「人」を見に来てもらうという新しい試みをしていきたい。
という市長の考えは、僕の考え方とピッタリ一緒で、盛り上がりました。
市長から「芸術分野の専門家としてアドバイスをして欲しい」と頼まれ、
恐縮ではありますがお手伝いできることがあればやりたいですと話しました。
人と地域を芸術で繫ぐ、人の魅力で地域も魅力的にして行く、との市長の夢は、
まさに僕の夢じゃないかと、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
作家としての僕を育み、たくさんの恩を受けて来た中野市に、
僕も何か返せるものができて来たんだなぁと感慨深く思いました。
自分の経験を、自分の作品以外にも生かすことができるなんて、
ほんとうにありがたいことですね。
(市長を連れて来て下さった山岸さんにも感謝します。)

市長が帰られた後、「僕も専門家になったんだぁねぇ」と妻と話し、
「たしかにいろんな経験して来たもんね、自信もたなくちゃ」と笑い合いました。

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木工のスパースター、夢の競演。

昨日、長野県小諸市にある谷進一郎さんの工房にて、
「丹野則雄さんのルーター講習会」がありましたので、行ってきました。

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ルーターとは加工機械で、手持ちで使うものから、大きなものまであり、
現在の木工加工ではなくてはならない機械の1つです。
僕は小さな加工が多いので、あまり活用できないと思っていたのですが、
小物加工の名人である丹野さんが
加工はほとんどルーターで行うと聞いて驚きました。
しかも今回は実際に加工の実演をしてくれると聞き、
喜々として、聞きにというか見に行きました。

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百聞は一見にしかずといいますが、ほんとためになりました。
丹野さんの作品は、木工関係の人から見ても魔法のような仕事に見えるのだけれど、
その魔法はあまりにシンプルな技術と行程の積み重ねでした。
簡単にいうと「やっぱそうやるしかないっすよね」ということなんだけれど、
それを何百何千と続けることに感服です。
小さい材料を安全に効率よくおさえる道具や、作業の仕方、常人には気付けない微妙なコツまで、
おしみなく教えていただきました。
木工関係の方はぜひ丹野さんの講習会がおちかくであれば、お勧めです!
木工加工の世界観が変わります。

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さて、4時間以上にわたる丹野さんの至れり尽くせりのフルコース講習で、
まぁ3日くらいは何も食べなくても大丈夫かなと思えるくらいに、
満腹中枢が刺激されまくっていたところ、
デザートというには強烈な、メインディッシュがアゲインです。
まってました!須田賢司さんの登場です。

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須田賢司さんといえば木工芸の人間国宝になったばかりで、超多忙のはず。
その須田さんが参加する「丹野則雄さんのルーター講習会」なのですから、
丹野さんの技術がどれほどのものかということも分かりますね。
谷進一郎さんのはからいで、せっかく須田さんが来るのだから、
丹野さん、須田さんの作品に共通する「箱」について話してもらえることとなったそうです。

須田さんの作品は現代工芸などと題される展覧会に行けば必ず目にする、
観る者、作る者にとって超のつく憧れの作品です。
その作品を間近で、それこそじーっくり、呼吸も忘れてじーっくり。
より感じ取ろうと、にじり寄って、
じっくり見過ぎて眼球が作品にあたる程、じっくり観れました。
ああ、これが穴が空くほど見るという比喩のはじまりと気がつきました。
作品が和紙に書かれた絵であれば、あんまりじっくり見過ぎて、眼球があたり、穴が空くのだと。

丹野さんと須田さんが生み出すのは同じ「箱」という道具ですが、
それぞれの手が、その考えにしたがって生みす作品は対照的です。
昨日谷工房で見た作品はたった2人と言ってしまえば、2人だけの作品だけれど、
木工芸における極点のきらめきが、その間にある幾億もの多様なきらめきを感じさせてくれます。
木工の世界はまだまだ多様な広がりを見せることができると、
希望と勇気をもらえる講習会でした。

講習会の後、参加者の皆さんと、トンカツ屋さんに夕食を食べに行き、
谷さん、丹野さん、須田さんと、木工スーパースターの競演に、
まぁ1週間くらいは何も食べなくても、木工をやれるくらいに満腹、満足となりました。

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Facebookをはじめてみました。

まえまえから、影山に「やれやれ」いわれて、
僕は「いやいや」言ってきたFacebookをはじめてみました。

2つも3つも自分のことを発信する場所をもつのがわずらわしいように思えていたのだけれど、
ブログにあまりプライベートなことを書くのが難しいなぁと思っていたところ、
Facebookだと公開する範囲を限定する機能があるとかで、
ブログに書きづらいことや書くまでもないようなことを、
覚え書き程度に書いていくのによいんじゃないかと考えました。

まぁ、このブログの初期の頃のような感じかなと思っています。
個展に来て下さった人にも
「前のようにノホホンとしたブログも期待してます」といわれることがままありましたので、
影山にダマされたつもりでやってみようかなと思います。

Facebookで特に引っかかっているのが「友達」という概念が飲み込みづらいところです。
とりあえずアカウントを取得したとたんに、「友達」になってというメールが来ます。
まだ何も書いていないのに困ったなぁと思いますが、
「友達」になってと言われてほっておくわけにもいかないし、断るのも忍びない。
「友達」というのは「承認」してなるものなのかどうかでも、いちいち頭を抱えてしまう。
実際にいる自分の友達や、
自分としては友達に近い存在として感じているファンの方たちに、
「承認」するかしないか確かめたことなんて一度もないし、
確かめた瞬間に「友達」という関係がゆるぎはじめるように思えます。

影山は「そう難しく考えずに」というのだけれど、
多くの人は気になっていないのでしょうか?
漫画家の浦沢直樹さんの「20世紀少年」という作品を読んでいる時に、
その頃登場しはじめたソーシャルメディアの「友達」を数値化し可視化する人の欲望に、
作品の中で描かれる「ともだち」と呼ばれる宗教に象徴される人の欲望が重なってみえました。
例ば「死」にあらがえないような人の根底に漂う孤独を救済するために宗教はあるわけで、
実のところはある「1つの価値」を信じ合える仲間を求める欲求が重要であり、
教会に集う仲間との一体感をこそ人は求め「ともだち」のいる安心感を得たいわけです。
「死」の瞬間に1人ではないと思えること、
肉体は消えても自分を覚えていてくれる誰かがいること、
宗教でも組合でも部活やサークルでも、重要なのは「ともだち」なのだろうと。
浦沢直樹は天才過ぎると、まぁ思わざるをえないわけです。
我々の関心ごとは「友達」なのだと。
「この指とまれ」、その指が人差し指か親指なのか違いはあれど、
抵抗なしに世界の誰とでも「いいね」ひとつで「友達」になれる。

まぁ、便利じゃないかと、それこそ「いいね」じゃないかと思うわけです。

言い訳が長くなりました。
Facebookをはじめてみましたので、ぜひ「友達」になって下さい。

https://www.facebook.com/takeji.nakagawa.5

Facebookではブログへのリンクの近況以外は、
公開範囲を「友達」に設定していますので、
「ノホホン」とした近況や、上記のような「ヒネクレタ」た近況、
個展の準備などのいち早い近況を知りたい方がいましたら「友達」になりましょう!
もしFacebookのアカウントをお持ちでない方は、この機会に入信してみてはいかがですか。
世界最大規模の安心感があなたを救ってくれるに違いないです。

まぁ、便利なものには気を付けたいですけどね。
僕はまだいまいち使い方がわからないので、「ここが変だよ」とか「こうした方がいい」など
お気づきの点がありましたら教えて下さい。

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