2010年05月 一覧

芸術新潮。

お、ビックリ!
想像以上にバッチリ載ってるじゃん。
展覧会のレビュー欄に載せて頂けるいう連絡があったので、
仕事の合間を見つけては思い出し、うれしくて小躍りを決めていたのだけれど、
掲載誌が送られて来て、見てビックリ、
ワンツーステップ、アンドゥートロワで、
気がつけば熊川哲也ばりの高速回転を決めていました。
あわや、ロイヤルバレエ団のプリンシパルか!といった感じでしょうか。
うーん、それってどんな感じでしょうか?

 

冗談はさておき、
『芸術新潮』といえば、美術教師だった祖父の時代から僕の家では読んできた老舗雑誌。
「え、あの芸術新潮に!」と、父がとても喜んでいて、
もし祖父が生きていたらどんな感じだったのだろうと、
やっぱりロイヤルバレエ団ばりのといったところでしょうか・・・。
なにはともあれ自分が憧れていたものに、
いつの間にやら近づいているというのは嬉しいものです。
絵がうまかったのは祖父のおかげ、
立体が得意なのは彫刻家の叔父のおかげ、
作品を作り続けられるのは、応援してくれる皆さんのおかげ、
たくさんのおかげの、御陰さま。
気がついてみれば、ぼくの陰もずいぶんと濃くなっていたんだなぁと。
陰が濃くなった分だけ、作品には光があたりやすくなるのかもしれませんね。
御陰さま達に感謝です。
 御陰さま。
 日当りのよい所があれば、
 そのぶん日陰があるってことなんだなぁ。
 どちらもどちらの御陰さま。
             
 たけじ
(詩集『人間なんだもの』著中川岳二より ※冗談です)
数ある展覧会の中からピックアップしていただいた、
芸術新潮編集部の方の御陰さまにも感謝します。
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フインランド。

フィンランドでのグループ展まで1ヶ月をきり、

いよいよ焦ってまいりました。
まだなんとなく東京での個展に向けた焦りが、さめやらない感じなのだけど・・・。
時間が経つのはほんと早い、歳のせいでしょうか。
国外では初の展示となるので、『花ずきん』みたいな感じの新作を製作中です。
やはり花を飾れるというのは、説明不要で理解してもらえると思うので、
和風な感じのを、がんがん製作中です!
1ヶ月を切ったということで、できている作品は一足先にフィンランドへ送ります。
残りは手持ちで行く予定・・・もちろん出来上がればですが・・・。
ああ、また焦って来ちゃいました。
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やっぱり春は。

ここ数日、急に気温が上がり一気に春がやってきました。
というか、気温だけは春を通りこして初夏って感じでしょうか。
Tシャツで仕事をしていたけど、
あんまり暑いんで工房のドアを開け放って網戸で風を通す。
いい風が抜けて、なかなか快適、仕事がはかどりますと、
ふと外を見る・・・。
ああ、なんて奇麗なんだろ~。

 

単なる風景といえばそうだし、
新緑や花が奇麗なのは当たり前といえば当たり前なのだけど、
窓枠に切り取られた風景や、差し込む光があまりに奇麗で、
仕事の手を止めてしばしみとれてしまいました。
建築家の意図か、偶然か、奇麗な建築を作れば必然なのか?僕には分からないけれど、
もう10年も見て来たはずの風景にハッとさせられました。
窓からの光に誘われて、外へ出てみれば、まぁなんて美しい中野の風景。
やっぱり春はいいものです。
ちなみに、白い花はリンゴの花、ピンクは桃の花、最後は八重桜。
花の競演美しく、えっ、もしかして桃源郷!?・・・
な、わけありませんが、信州中野はよいところです。
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