『abnステーション』

本日、4月27日(水)に
長野朝日放送『abnステーション』(17:33~、18:15~)にて
作品制作の様子などの放送があります。
29日から始まる展覧会の案内もあると思いますので、
ご覧いただければと思います。

只今、展覧会の搬入、展示作業でおおわらわです。
会場の植栽作業も進行していて、ちょっと見たことの無い雰囲気になって来ています。
参加作家としても楽しみな展示になっています。
ぜひゴールデンウィークのいち日に長野市に足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。

DSC_0441

What do you think of this post?
  • like (3)

『abnいいね!信州春マルシェ』

4月29日から5月22日まで、長野市にて開催される展覧会に参加します。
会場は長野駅から善光寺に続く長野中央通りに面した
「ショッピングプラザアゲイン」地下1階です。
『abnいいね!信州春マルシェ』という長野朝日放送の企画で、
1階は長野県の名産や名物が集まる市場が広がるエリアに、
地下一階は木や森をテーマにしたアートエリアになっています。

僕の作品は地下のアートエリアに展示されます。
他にも組み木デザイナー・小黒三郎さんや笑刻家・岩﨑祐司さん、
雷鳥写真家・高橋広平さんの作品も一緒に展示されます。

私の参加は急遽決まったこともあり、
手持ちの作品とabnに関係ある方の所有作品を展示させてもらうことになりました。
アートエリアはテレビ局ならではの作り込みで、地下に信州の森が出現!する予定です。
参加作家によるワークショップも随時開催で、
親子でおじいちゃんおばあちゃんとお孫さんで楽しめるイベントになっていると思います。
土日を中心に私もワークショップで教えていますので、是非お立ち寄りください。

イベント詳細のわかるサイトです
https://www.abn-tv.co.jp/event/harumaru/

コロナ禍で大変だなぁと思うことの1つが、
企画して準備を進めていることが本当に開催できるのかは
当日までわからないということです。
如何ともし難いですが、
コロナの状況を確認しつつ、開催者のアナウンスをご確認の上ご来場いいただければ幸いです。

IMG_20220413_111511

これは、イベントの宣伝のために
abnの取材班の皆さんと、草田敏彦アナウンサーが工房に来てくれた様子です。
4/30(土)・5/7(土)「駅テレマルシェ拡大SP」にて放送予定です。
ご覧いただけると幸いです。

What do you think of this post?
  • like (4)

メリー、サンキュー、クリスマス!

足利義満は一休を呼ぶと、こう切り出した。
「この屏風の虎が夜な夜な抜け出しては、こそこそ何かしているようなのじゃ。
虎を捕らえてはくれぬかのう」
yoshimituikkyuu
「お安い御用にございます!」
頭にはちまき、たすき掛け。縄をにぎって構えると、
「捕まえますゆえ、義満さま。屏風の虎を出してくだされ!」
一休がそう言うと…屏風から二匹の虎が飛び出した!
虎はにこりと微笑むと「とんちの名人、一休さん。夜な夜な作ったプレゼント、
今宵一夜で配るゆえ、どうか手伝ってはもらえぬか」
「お安い御用にございます!サンタクロースになり変わり、
今宵のイッキューはサンキューにございます!」
メリー、サンキュー、クリスマス!
さてさて、長引くコロナ禍の中、巣篭もり作家はコツコツと作品を積み上げています。
来年は個展を開いてサンキュー、サンキューと言いあえたならいいですね。
2022xmas
今年のクリスマスカードは一休さんです。
一休というと絵本やアニメの中の架空の人物と思われる方もいるかも知れませんが、
室町時代にいた一休宗純という僧侶がモデルです。
『屏風の虎』のエピソードに出てくる殿様は足利義満とされています。
一休が幼少の頃には義満は太政大臣をしりぞき出家していたので、
イラストではW坊主になっています。
一休は後小松天皇の落胤(隠し子)とされていますので、
義満に呼び出されてとんち勝負をしていたというのも、さもありなんでしょう。
詩人としても知られる一休宗純が残した言葉に

「南無釈迦じゃ 娑婆じゃ 地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ」

「釈迦といふ いたづらものが世にいでて おほくの人をまよはするかな」
などなど、一癖も二癖もある詩が多いのだとか。
こりゃ確かに、アニメの一休さんのような子供時代があったのではないかと
想像力が湧きますね。
さて、師匠こと僧侶がいそがしく東西を馳せるのが「師走」です。
サンタがクロウして東西を馳せるのが「クリスマス」。
僧侶や司教のおじいちゃんたちが走りまくる師走がされば、新年がやってくる。
そんな時に読まれただろう一休宗純の詩、
「門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
一休宗純も師走はさぞいそがしかったのでしょうね。
世界中のいそがしい皆さんに感謝して、メリー、サンキュー、クリスマス!
What do you think of this post?
  • like (4)