『abnいいね!信州春マルシェ』

4月29日から5月22日まで、長野市にて開催される展覧会に参加します。
会場は長野駅から善光寺に続く長野中央通りに面した
「ショッピングプラザアゲイン」地下1階です。
『abnいいね!信州春マルシェ』という長野朝日放送の企画で、
1階は長野県の名産や名物が集まる市場が広がるエリアに、
地下一階は木や森をテーマにしたアートエリアになっています。

僕の作品は地下のアートエリアに展示されます。
他にも組み木デザイナー・小黒三郎さんや笑刻家・岩﨑祐司さん、
雷鳥写真家・高橋広平さんの作品も一緒に展示されます。

私の参加は急遽決まったこともあり、
手持ちの作品とabnに関係ある方の所有作品を展示させてもらうことになりました。
アートエリアはテレビ局ならではの作り込みで、地下に信州の森が出現!する予定です。
参加作家によるワークショップも随時開催で、
親子でおじいちゃんおばあちゃんとお孫さんで楽しめるイベントになっていると思います。
土日を中心に私もワークショップで教えていますので、是非お立ち寄りください。

イベント詳細のわかるサイトです
https://www.abn-tv.co.jp/event/harumaru/

コロナ禍で大変だなぁと思うことの1つが、
企画して準備を進めていることが本当に開催できるのかは
当日までわからないということです。
如何ともし難いですが、
コロナの状況を確認しつつ、開催者のアナウンスをご確認の上ご来場いいただければ幸いです。

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これは、イベントの宣伝のために
abnの取材班の皆さんと、草田敏彦アナウンサーが工房に来てくれた様子です。
4/30(土)・5/7(土)「駅テレマルシェ拡大SP」にて放送予定です。
ご覧いただけると幸いです。

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メリー、サンキュー、クリスマス!

足利義満は一休を呼ぶと、こう切り出した。
「この屏風の虎が夜な夜な抜け出しては、こそこそ何かしているようなのじゃ。
虎を捕らえてはくれぬかのう」
yoshimituikkyuu
「お安い御用にございます!」
頭にはちまき、たすき掛け。縄をにぎって構えると、
「捕まえますゆえ、義満さま。屏風の虎を出してくだされ!」
一休がそう言うと…屏風から二匹の虎が飛び出した!
虎はにこりと微笑むと「とんちの名人、一休さん。夜な夜な作ったプレゼント、
今宵一夜で配るゆえ、どうか手伝ってはもらえぬか」
「お安い御用にございます!サンタクロースになり変わり、
今宵のイッキューはサンキューにございます!」
メリー、サンキュー、クリスマス!
さてさて、長引くコロナ禍の中、巣篭もり作家はコツコツと作品を積み上げています。
来年は個展を開いてサンキュー、サンキューと言いあえたならいいですね。
2022xmas
今年のクリスマスカードは一休さんです。
一休というと絵本やアニメの中の架空の人物と思われる方もいるかも知れませんが、
室町時代にいた一休宗純という僧侶がモデルです。
『屏風の虎』のエピソードに出てくる殿様は足利義満とされています。
一休が幼少の頃には義満は太政大臣をしりぞき出家していたので、
イラストではW坊主になっています。
一休は後小松天皇の落胤(隠し子)とされていますので、
義満に呼び出されてとんち勝負をしていたというのも、さもありなんでしょう。
詩人としても知られる一休宗純が残した言葉に

「南無釈迦じゃ 娑婆じゃ 地獄じゃ 苦じゃ楽じゃ どうじゃこうじゃと いうが愚かじゃ」

「釈迦といふ いたづらものが世にいでて おほくの人をまよはするかな」
などなど、一癖も二癖もある詩が多いのだとか。
こりゃ確かに、アニメの一休さんのような子供時代があったのではないかと
想像力が湧きますね。
さて、師匠こと僧侶がいそがしく東西を馳せるのが「師走」です。
サンタがクロウして東西を馳せるのが「クリスマス」。
僧侶や司教のおじいちゃんたちが走りまくる師走がされば、新年がやってくる。
そんな時に読まれただろう一休宗純の詩、
「門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」
一休宗純も師走はさぞいそがしかったのでしょうね。
世界中のいそがしい皆さんに感謝して、メリー、サンキュー、クリスマス!
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「たかやしろ」が中野市役所に!

今年3月に完成した作品「たかやしろ」を8月5日に中野市役所に納品しました。
市庁舎の2階のサロンホールに置かれています。
写真左の大窓(北向)から高社山(たかやしろ)が望めます。
天井には高社山で育ったカラマツがあしらわれています。
想像以上に空間に馴染んでいて、嬉しいです。

平日であればいつでもご覧いただけますので、
市役所にご用のある方は2階に上がっていただいて、
特に用のない方も暑い日が続いていますので
クールシェアで2階で休憩していってください。

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2階のサロンホールは多目的に使われるので、作品の位置は度々変わります。
そのため作品台の下にはキャスターを仕込んで簡単に移動できるようにしました。
ギリギリエスカレーターにも乗るサイズに偶然なっていたので、
時に1階エントランスにいるかもしれません。

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しばらくの間は、作者の紹介の冊子や図録も置いていてくれています。

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作品表題プレートは自作しました。
材はメープルで作品シルエットを糸鋸で抜いて、
妻にバーニングペンで作品名などを書いてもらいました。

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後ろには湿度計を設置して、ケース内の湿度をチェックできるようにしました。
アクリルケースを被せてから
湿度計が傾いているのに気がついて悔やまれます。
ケースが大きく重く、台と重なり合う部分が6センチあるために、
大人6人がかりでも安全に作業するのにかなり骨が折れるので、
次回開ける機会が来るまで調整はお預けです。

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こちら側は作品の後ろというわけではなく、冬側です。
人形が全員あっちを向いているので後ろに見えてしまうんですが、
ぜひこっち側も見ていただきたいです。

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作品の後ろでひょっこりしているのは夏休み中の次女ですね。
現場では撮影の邪魔しないの〜と怒っていたんですが、
作品の大きさを示すのにちょうどいい次女。
小学3年、身長130cmが背伸びしてます。

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