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キートス!モイモイ。

帰ってきました。

フィンランドにキートス!モイモイって感じです。
キートス、モイモイはフィンランド語で、
キートスがありがとう、モイモイがバイバイだそうです。
なんとなく可愛らしい響きですね。

日本からヘルシンキまでは直行便で8時間。
機内で映画を見たり、うとうとしていればあっという間、
あれ、もう着いちゃった!以外と近い国かな。

フィンランド航空ことフィンエアーで行きました。
フィンエアーは開業以来無事故だとか、何となく安心快適な空の旅でした。
空港からはタクシーでホテルへ。
ホテルにチェックインしたらすぐにギャラリーへ。
着きました。
ここが僕たちが展示をするマルック・コソネンさんのアバインギャラリーです。
コソネンさんはフィンランドを代表する家具職人でありアーティストで、
ヘルシンキ芸術デザイン大学で教鞭をとられていたそうです。
作品は国内外問わず人気で、アバインギャラリーも知る人ぞ知るといった存在だとか。
この日は見学だけで、明日一日かけて作品の搬入展示を行います。
つづく。
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やっぱり春は。

ここ数日、急に気温が上がり一気に春がやってきました。
というか、気温だけは春を通りこして初夏って感じでしょうか。
Tシャツで仕事をしていたけど、
あんまり暑いんで工房のドアを開け放って網戸で風を通す。
いい風が抜けて、なかなか快適、仕事がはかどりますと、
ふと外を見る・・・。
ああ、なんて奇麗なんだろ~。

 

単なる風景といえばそうだし、
新緑や花が奇麗なのは当たり前といえば当たり前なのだけど、
窓枠に切り取られた風景や、差し込む光があまりに奇麗で、
仕事の手を止めてしばしみとれてしまいました。
建築家の意図か、偶然か、奇麗な建築を作れば必然なのか?僕には分からないけれど、
もう10年も見て来たはずの風景にハッとさせられました。
窓からの光に誘われて、外へ出てみれば、まぁなんて美しい中野の風景。
やっぱり春はいいものです。
ちなみに、白い花はリンゴの花、ピンクは桃の花、最後は八重桜。
花の競演美しく、えっ、もしかして桃源郷!?・・・
な、わけありませんが、信州中野はよいところです。
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安藤明子の用の美。 

明日から、こてんこてん展は最後の週です。
準備には長い時間がかかりますが、始まってしまえばあっという間ですね。
春の匂いに誘われたついでに、ぜひお立ち寄り下さい。
さて、ル・ベイン内で同時開催の、
安藤明子の用の美『子どもとの日常から生まれた道具・衣展』
のレビューをしたいと思います。

まずは会場のようすを写真で。

 
いや~、いいですね。
あ、これステキ!、うん、こっちは使いやすそう!
グッとくる作品があっちにもこっちにも、ところせましと並んでいます。
安藤明子さんと安藤雅信さんの作品を中心に、
三谷龍二さん、赤木明登さん、辻和美さん、皆川明さん(mina perhonen)、
坂田敏子さん(monSakata)、などなどなど沢山の作家やデザイナーの作品が並んでいます。
安藤夫妻の確かな目で選び抜かれた作品なので、
どれを手に取ってみても、美しく使いやすそうな品々です。

参加作家をパッとみただけでも、個展で行列ができる実力派がそろっていて、
これだけ良質な作品をいちどきに見たり触れたりすることができることって、
そうそうないように思います。

工芸やクラフトを好きな人や、勉強中の学生さんなどは、
今どんなものがよいとされているのか、はたまた普遍的美を持ちえるものとはどんなものか、
自分の目を養うのにもよい機会かと思います。

桜もだんごもよいけれど、工芸の世界に触れてみる、そんな春はいかがでしょう。
あ、いんじゃない!
うん、いいよね!


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