地元のこと 一覧

ゆきうきめそ。

雪はいい。
白いからいい。
覆い隠された全てが美しく見える。
悲しみも、恐れも、憎しみも覆い隠してくれる。
屋根も道も庭も畑も、皆一様に白く塗り替え、
強引に引かれた線は曖昧になる。
踏みしめた足跡が絵になり、転がした雪は彫刻になる。
最初はただ一本の線だって無かった。
だから悲しみだってなかったし、恐れる必要だってなかった。
全て奪う天が憎い。
踏みしめれば絵になり、転がせば彫刻になる。
全てを与える天が愛おしい。
雪にうきうき、雪にめそめそ。
また雪は降る。

 
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いもうといもほり。

今日はいもほりをしました。

上の娘が保育園に行っていたので、妹の方と芋ほりです。
急に寒くなり、お姉ちゃんの仕事着しか無かったので、
腕まくりに、足まくりをして、お手伝い。
とはいえ妹は1才なんで、実際に掘るのはまだ無理で、
こぼれ出て来たちび芋を拾い集めています。
小石と土もいっしょにね。
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お盆さま。

 

畑からきゅうりとなすをとってきて、
枯れ枝ポキポキさしまして、もろこしのフサフサをくっつける。
毎年作ってるのに、上手くならない馬と牛。
お盆様は、きゅうりの馬に乗ってやって来て、なすの牛に乗って帰るとか。
忘れぬよう思い出す。
毎年、毎年、忘れぬよう、忘れられぬよう。
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