2010年 一覧

かもめ食堂。

梅雨が明けて、ここ数日ほんとうに暑い!ですね。
まぁ、夏は暑いものなんでしょうが、
こんな暑かったけ?なんて毎年いってるような気がします。
数日前、家の庭の小さな水桶の中の蓮が咲き、少しだけ涼しい気持ちになりました。
梅雨入り直前に、昨年建った家の庭に木を入れたり、芝を張ったりしたので、
梅雨明け後は水やりに大わらわです。
植えたばかりの木は根がまだ伸びていないので、毎日バケツ3杯も水がいるのだとか。
だんだん慣れてきましたが、最初はヘトヘト。
美しい庭を目指して、明日も水やりだ~!やだ~!早起きだ~!やだ~!
さて、フィンランド旅行の続きも・・・。
フィンランドといえば、世界的には『ムーミン』ですが、
日本においては、映画『かもめ食堂』という人も少なくないのではないでしょうか。
僕も数年前に見た映画で、薄ぼんやりとしか覚えていませんでしたが、
撮影ロケ地のまじ『かもめ食堂』を見て、ぼんやりと思い出しました。
なんとなくフィンランドっていい国なのかなぁていう、
薄ぼんやりとした内容の映画だったことを、
うっすらと残った記憶の片隅から拾い集めては、波にさらわれ、
拾い集めては波にさらわれ、いったいどんな映画だったのでしょう?
たぶんそういう感じがねらいの、たぶん女性に人気がある感じの、
たぶん雰囲気で観る映画だったと思います。
この暑い夏の午後あたりに、なんとなくレンタルしてぼんやり観るには、
うっすらとおすすめの映画です。

で、ここが『かもめ食堂』ロケ食堂、『SUOMI』食堂。
ひっそりとしたたたずまいでなのに、日本人観光客に人気スポットだとか。
看板には、『かもめ食堂』の文字も?
さすがは、ロケに選ばれるだけはあり、シャレています。
では、またつづきます。
コメントをどうぞ

ヘルシンキ観光。

グループ展を開催したヘルシンキは、町の至る所に観光スポットがあり、
ホテルからギャラリーへ行く途中途中で観光ができます。
まずは宿泊したホテルのすぐ側にある『岩の教会』こと『テンペリアウキオ教会』です。
外からひっそりしていて、協会あるの?ってな感じ。
入り口でグッと暗くなった後に、中央の広間に入るとパッと明るくなります。
岩をくりぬいたかのような内壁の無骨さと、
円形で格子状の天窓の軽やかさがいいあんばいで、神々しかったです。
女性の騎兵隊?観光のためかな。
ギャラリーの側の花屋さん。
『コケシスター』に生ける花をかったのですが、
切り花より鉢植えの花が主流のようで、あまり選べず。
日本では切り花が主流だと思うので、文化の違いかな。

ヘルシンキは海辺の町なので、ギャラリーから2、3分も歩けば海岸に出られます。
海に面して『マーケット広場』が開かれています。
ヘルシンキの人々の台所ということなんでしょうが、実際は観光客がメインといった感じかな。
市場の割には以外と価格が高いような・・・美味しそうですが野菜はどれもいいお値段。
簡単な軽食ならいろいろと揃っていて、この日はここで昼食に。
アイスはどこで食べても美味しいものです。
ギャラリー周辺だけでも結構観光スポットがあり、
展示と観光を同時に楽しめて一石二鳥といった感じでした。
まだまだ観光は、つづきます。
コメントをどうぞ

オープニングパーティー。

いよいよオープニングの日です。
この日は昨日の搬入の疲れをとるため、ゆっくりギャラリーへ。
展示の最後の詰めをし、パーティーの準備をして夕方に。
白夜のフィンランドは6時くらいでは、ぜんぜん暗くなりません。
日本の3時くらいの雰囲気かな。
ぼつぼつとお客さんが現れ始めましたが、外は降ったり止んだりの雨模様。
お客さんは沢山来てくれるかな・・・?

古いギャラリーですが、レンガの内装が味わい深いです。
我らが十時ティーチャー!英語は得意ではないといいつつも、
漆好きのお客さんと熱心にコミニケーションしています。
作品の魅力で、言葉を越えて通じ合うことができてしまうのかと思いました。
右の写真は山口県立大の井生文隆先生が、
フィンランドの文化庁?だったかの方に作品の解説をしているところ。
井生先生はフィンランドでの活躍が認められて、
『フィンランド白薔薇勲章騎士一級章』を同国より贈られている、いわばナイトな訳です。
井生先生は実際に紳士で、英語もできて、とても頼れる僕らにとってもナイト的存在でした。
さぁ、開始時刻の6時30分を回ました。
パーティーの始まりは、フィンランド在住デザイナー中井さんの、
バイオリニストの息子さんが奏でる日本の名曲で彩ります。
日本とフィンランドのハーフの息子さんは、長身でハンサム。
演奏も実にハンサム、皆聞き入ります。
バイオリンの音色で盛り上がって来た会場。
在フィンランド日本国大使、丸山博氏によるスピーチが始まりました。
日本文化やこの展覧会にあてた思いなどを話していただきました。
たぶん・・・、英語だったのでほとんど分からない僕です。
お寿司と日本酒で、オープニングに来てくださった方々に感謝!
お寿司はサーモン、あちらは本場なので脂が乗って美味しいです。
再びバイオリンを演奏してもらいながら、乾杯!
沢山の人に集まっていただけたので、日本から重い思いで運んだ酒の味は格別。
十時先生作のぐい飲みで振る舞われました。
想像以上の人でギャラリーはいっぱい。
日本に興味のある人や、フィンランド在住の日本の人など、溢れ出しそうな会場です。
作家それぞれに、ちょびっと英語で応対しています。
先輩デザイナー太田さんの漆塗りスピーカーはipodを音源にできます。
漆の効果があるらしく、大きさからは想像できない良い音がします。
大学院生の竹部くんも、作品を熱心に解説中。
学生の内に沢山の人に見てもらえるはとても貴重な機会ですね。
僕にとっても、直にフィンランドの人の感想が聞け、反応を見ることで、
いろいろなヒントが貰え、作家として嬉しい経験でした。
まだまだ展覧会は続きます。
が、明日からは合間を見てはフィンランド観光が始まります!
せっかく来たのですから、旅としても楽しまなくっちゃ。
つづく。
コメントをどうぞ