障子を張り替える。


テイクジーの工房はアパートを改造したので、
南側一面は障子戸になっています。
最初は違和感があって何かに変えたいなぁと模索していたのだけど、
インテリアショップの方に「障子ほど明るくて冬に温かい便利な物はないよ」
と言われ、そういうもんかねと今でも障子のままです。
ちょっとしたことで破れて困るけれど、確かに明るいし温かいんですよね。
本格的な冬がくる前に、ボロになった障子を張り替えようとホームセンターへ行ったら、
『3倍強い障子紙』なるものが。
強い障子紙、2倍強い障子紙、3倍強い障子紙の3段階のラインナップから、
あなたの部屋にマッチするものをチョイスすることができました。
もちろん迷う余地などありません!3倍強いサイヤ人みたいでカックイイ!(意味不明)
強い障子紙が欲しいのに2倍なんて中途半端なカッコわるいもんは選べませんよね。
3倍!3倍!若干興奮ぎみに買ったのだけど、
だんだんと何かこう??ようするに3倍強いってどういうこと?なんだろうと。
まぁ普通の障子紙3枚重ねより強いような気はします。

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東京都庭園美術館


昨日とっても嬉しい知らせがありました。
なんと!なななんと、
東京都庭園美術館のミュージアムショップ「Portier(ポルティエ)」に
テイクジー・ブロックを置いて頂けることになりました。
ビックリです!、驚きです!、同じ意味です!
いやー、うれしいですね。
庭園美術館は工芸、デザイン系の展覧会を多数催しているので
学生の頃には足を運び、よい勉強になりました。
70年以上前に建てられたアール・デコ様式の建物自体が、
広い庭とともにいい雰囲気なんです。
お庭を散歩しに訪れるだけでもいいんじゃないでしょうか。
ぼくも今度実家に帰った時には
ひさしぶりに遊びに行ってみようと思います。

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木の管理2


これは製材してパーツに切ったものです。
なるべく色や木目の近い木で組めるように名前を付けて整理しておきます。
昨日の『木の管理』ではかなりはっしょって書いたのだけれど、
このブログを木工作家を目指してる若者なんかも
見てくれているかもしれないので、もう少しちゃんと書きます。
テイクジートイズでは木材は、人工乾燥してあるものを買っています。
今の住宅環境は気密性が高く、湿度(温度)の変化が大きいため
木が動きやすくなっています(木は製品になった後でも湿度に応じて
膨張収縮を繰り返します)ので、天然乾燥だけだと木が反ってしまいます。
テイクジーの製品は小物ですが細工などが多いので、
割高でも人乾のものを選びます。
(ケヤキや一部のチークなどは天然乾燥6年以上のものを買います。)
人工乾燥とは言え使える材になるには2年くらいはかかります。
人乾の流れは、1年くらいかけて天然乾燥をし(厚みにより変化、目安一寸一年)
乾燥炉などで人工乾燥させます。
この状態では木が乾燥しすぎていたり、
材料の表面と中で含水量に差がありますので
シーズニングといって木を数ヶ月寝かせておきます。
信頼できる材木屋さんから買ってはいますが、
輸入材で現地挽き(海外で丸太から板状にする)の材などは海の向こうでのことですし、
日本(中野市)の環境に木を慣らす意味で、1年くらいは寝かせておきます。
何十年、何百年とかかって育った木なので、管理にも制作にも手間を掛けてあげます。
何十年も、できれば何百年も大切にしてもらえますように。

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