2007年 一覧

三沢厚彦展。


少し前のことですが、三沢厚彦さんのアニマルズPLUSという展覧会に行きました。
群馬県高崎と場所は遠かったですが、めちゃくちゃいい作品展でした。

会場に入るとすぐに巨大なシロクマがお出迎えです。
シロクマだけ、いっしょに記念写真をとるなど撮影してよいとのこと、
この展覧会には他にも来場者を楽しませる工夫が隠されていて、ワクワクします。
こういう工夫、ぼくは大好きです。
この展覧会は全国を巡回していますので、
お近くで開催されていたら是非におすすめ!です。
以前長野の桜華書林というギャラリーで三沢さんの個展が開かれていた時、
ご本人にお会いすることができ、色々とお話を聞くことができました。
すでに大ファンだったぼくは緊張してしまい、
聞きたいこともたいして聞けずじまい。
でも作品集にサインをもらって大満足でありました。
う~ん、こんな素晴らしい作品が作れるようになりたいです。

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ついに!


お世話になっている機械屋さんから「見つかったヨ!」との連絡。
もうかれこれ2、3年待ったでしょうか、ついに来ちゃった!
写真は自動鉋と手押し鉋という木工機械です。
新品はとても買える値段じゃないのだけれど、中古で良い出物があったのです。
定年で仕事を辞める建具屋さんがあったそうで、機械達も引退するところが
有り難いことにぼくの工房にやってきました。
自動鉋は最大加工幅500mm!、手押し鉋は300mm!夢のようであります。
今まで使っていた小型のものでは、いろいろと制約が多かったので、
これで創造の幅も広がるってもんです。
なにせ古い機械なのでいくらか問題はあるものの、
鋳物でしっかり作られたものなので、精度は充分でてくれます。
ようは刃物が回転するだけの単純な機械なので、
最新とか、流行り、などとは無縁なので古くてもまったく問題なしです。
製造年を見ると昭和40年、ぼくがマイナス13歳の時です。
母がまだ高校生だったと思うと考え深いものがあります。
ぼくが仕事を終える時が来たら、また誰かが使ってくれるように大事に使いたいです。
ものをつくる上でいつも考えていることは、
自分が作ったものは、自分より長生きするということ。
想像を飛躍させて物質まで戻して考えれば、
材料としてぼくの手にやって来るまでにも、
何年も何十年も、もしかすると何十億年も前から存在していて、
ほんの僅かな時間をぼくの所で過ごしただけだということ。
材料が作品になって、買って下さった方の手からまた、
誰かの手に渡って行くことを想像して見ると、
もの作ることにどんなに真剣になっても足りないと思うわけです。

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アイデアのカスすっか。


アイデアって、出すんでしょうか、出るんでしょうか?
ぼくはアイデアが出ないで悩んだことがありません。
と言うより悩んで出るもんじゃなかろうと思ってるとこがあります。
学生時代の恩師が、
「悩むってのは、机に向かったうんうん唸ってることじゃなくて、
外に出て沢山のものを見ることだ。」
なんてなことを言っていました。
これは真理だと思います。
今は田舎に住んでいるので、美術館などなかなか行けないけれど、
学生時代に溜め込んだ資産が、頭の中でいい塩梅になって、
ぼくを助けてくれます。
アイデアをつめてディテールを決めて行くのは、
時間もかかるし悩みどころは多いのですが、
ヒラメキの段階で悩んだことってないし、
アイデアはいくらでも浮ぶのは、
学生時代に美術館代だけはケチらなかったおかげですね。
ぼくはスケッチもしますが、いきなり立体で考える方が得意なので
アイデアを考えている時の机の上は、かなり散らかってます。
これ、ほとんどはアイデアのカスです。

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