中野市長の夢を聞く。
2014.10.30
今日、中野市長が工房とギャラリーを見学にやって来ました。
急きょ、お借りして保管してあった作品たちに起きてもらって、
ギャラリーに集合してもい、ミニ個展を開きました。
こういった時に作品を貸してもらっているとほんと助かりますね。
(作品をお貸しいただいているKさんとTさんありがとうございます。)
市長は芸術に造詣が深く、とても楽しい話しができました。
とくに観光や市街地活性化のために、ギャラリーなどを活用し、
魅力ある美術工芸作家を紹介することで中野の魅力を発信したいとのこと。
観光を名所や名物に加えて、
その地域に根ざした「人」を見に来てもらうという新しい試みをしていきたい。
という市長の考えは、僕の考え方とピッタリ一緒で、盛り上がりました。
市長から「芸術分野の専門家としてアドバイスをして欲しい」と頼まれ、
恐縮ではありますがお手伝いできることがあればやりたいですと話しました。
人と地域を芸術で繫ぐ、人の魅力で地域も魅力的にして行く、との市長の夢は、
まさに僕の夢じゃないかと、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
作家としての僕を育み、たくさんの恩を受けて来た中野市に、
僕も何か返せるものができて来たんだなぁと感慨深く思いました。
自分の経験を、自分の作品以外にも生かすことができるなんて、
ほんとうにありがたいことですね。
(市長を連れて来て下さった山岸さんにも感謝します。)
市長が帰られた後、「僕も専門家になったんだぁねぇ」と妻と話し、
「たしかにいろんな経験して来たもんね、自信もたなくちゃ」と笑い合いました。