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ロンドンの電車

ロンドンでの移動は、ほとんど地下鉄を利用しました。
けっこう複雑ですが、慣れれば東京の地下鉄より分かりやすいのかなと思います。
大江戸線より小さな感じのする車両で、なんだかオモチャっぽいです。
つり革や網棚がないのが違和感ありますが、スッキリしていますね。

そういえば、乗り降りが少し怖かったなぁ。
日本のようにナウンスなどなく、やたら早く閉まります。
もう少し慎重でもいいような。

あと扉を開けるのは、自分でします。
こういうボタンて、どうしても押したくなっちゃうんですよね。
ポチリ!

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In Demark

I cannot write in Japanese at this computer so I have learnt English. I and my family have arrived at Copenhargen today and will spend 2 more days here.
This is Copenhargen airpot. We arrived at after 4.00pm but It was light till 9.00 pm. We went to see the very famous marmaid statu of Anderssen.
Sunset light was casting on the marmaid. We will visit a wooden furniture factory.
See you soon
Takeji

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このたび、初心のたび。

明日早朝より、イギリス・デンマークの旅に行ってまいります。
お恥ずかしながら、この旅「初心の旅」と銘うたせて頂きます。
そうです、もろにe/さんのブログに影響を受けまして、
素直にそう筆がうごいたしだいです。
「初心の旅」(掛け軸にバーンて感じでね)
いいじゃないか!いい響きじゃないか。
これキタ。
この旅では、今一度自分が何でものづくりを仕事にしようと思ったのか、
ものや人を通して考えてこようと思います。
ウィリアム・モリスの熱い思いが、アーツ・アンド・クラフツ運動となり、
ドイツではバウハウス、日本では柳宗悦らの民芸運動へと連鎖して、
止まることの無い大量生産の波の中で、柳宗悦の息子柳宗理へと意志は
しっかりと受け継がれていく。
モリスが繋ぎ止めたかった思い、宗悦が守りたかった民芸は結局のところ、
プロダクト、クラフトという双子が誕生し訣別していくのを、
少しなだめることしかできなかった。
プロダクトが、欧米型資本主義のグローバル化の申し子として
何処までも合理的に育っていく中で、相対としてのみ存在できたクラフトは
いつの間にか、にてもにつかぬ双子になってしまった。
柳宗理の言うタワシの用の美は、深沢直人氏の言うところの「ふつう」
となって無印になる。
考えてみれば合理的を突き詰めれば用だけが残り、かたちは無に近づく。
宗教や文化を超えて(消して)資本主義の合理性、先進国企業の肥大しすぎた
生産ラインと拡大プランを受け入れる国(市場)を増やすためには、
無色透明なそのプロダクツは輝いて見えるのかもしれない。
グローバル化と無、これが先進国だけの、もしくはなれる可能性のある
国だけの価値観であることを忘れてはいけない。
無とシンプルは違うし、ロハスが王様のエコになってはいけない。
プロダクトがクラフトを忘れてしまう前に、170年前の人も、
80年前の人も言った同じことを、ぼくも言ってもいいですか?
「やっぱ手仕事ってさいこうじゃん!」
「こども達の想像力を育みます」おもちゃのパッケージで見飽きた
この言葉にウソをつかないためにも、そのせっかく育んだ想像力を
発揮できるようになった時、ものづくりの仕事が日本に残っていますように・・・。
イギリスではモリスのデンマークではウェグナーの、学生だった自分に
1番影響を与えてくれた人の仕事を見てきます。
初心を忘れないように。

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