2006年08月 一覧

ロンドンの電車

ロンドンでの移動は、ほとんど地下鉄を利用しました。
けっこう複雑ですが、慣れれば東京の地下鉄より分かりやすいのかなと思います。
大江戸線より小さな感じのする車両で、なんだかオモチャっぽいです。
つり革や網棚がないのが違和感ありますが、スッキリしていますね。

そういえば、乗り降りが少し怖かったなぁ。
日本のようにナウンスなどなく、やたら早く閉まります。
もう少し慎重でもいいような。

あと扉を開けるのは、自分でします。
こういうボタンて、どうしても押したくなっちゃうんですよね。
ポチリ!

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ヴィクトリア&アルバート美術館2

この美術館広いので、もう少し昨日の続きです。

これ、入ってすぐの案内カウンターの上にぶら下がっている、
シャンデリア?です。
古い建築の中に、現代的なガラスの表現、絶妙にマッチしています。
作者は分かりませんが、印象的な作品です。

おっと、こんな所にチェ・ゲバラ!
キューバ革命の英雄が美術館でなにを?と思ったら、
特別展をやっていました。
チェ・ゲバラに関するポスターやらTシャツが沢山展示されています。
見事にマルクス主義をPOPに消費してみせる、表現者達。
英文が読めないので真意は分かりませんが、ゲバラの顔をマクドナルドや
ペプシやマイクロソフトなどのメーカーロゴで表現した作品がありました。
皮肉ですね~、勝ったのは共産主義なのか資本主義なのか?
今朝の新聞ヒースロー空港でのテロ未遂、数日前に利用した空港なので、
ドキリとしました。
まだよく分からない事件ですが、革命のやり方はそろそろ変わっても良いと
思うのですが・・・ゲバラならどうするのでしょう?

これ美術館右側の側面に残された銃弾の痕です。
具体的には分かりませんが、歴史的な闘争の痕だそうです。
(調べたけど分かりませんでした、第二次世界大戦なのかな?)
建物に施された彫刻や装飾と同じくらい大切な記憶なんでしょうね。

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ヴィクトリア&アルバート美術館


1852年ーヴィクトリア朝の産業・技術の発展を背景に、
イギリスの工芸品やインダストリアルデザインの質を高め、
工業の振興を図るための博物館として構想された(Wikipediaより)そうです。
見たかったウィリアム・モリスの部屋と呼ばれる展示がある美術館で、
世界中の民族衣装や工芸品からプロダクトまで幅広く展示してあります。
美術好きだと、とても1日では見られません。
入場料無料(イギリスの美術館/博物館はほとんど無料)と言うこともあるのか、
かなりにぎわっていました。

入り口にこんなポスターが、『フリー アート ファン』なんだろ?と思いながら、
アジアの展示室に入り中国をのぞくと、

こどもとパパとママが沢山!なにやら楽しげなことをしています。
しかも展示品に柵など作らずに、突然のワークショップ、
ぶつかっちゃうんじゃないの!てか展示台にのっちゃってるし、オーイ!・・・
僕だけアセってるみたいです。
子供達は真剣に冠のようなものを作っていました。
面白いのは、どの子の作品も中国テイストなことです。
ワークショップの意図でもあるのでしょうが、他の文化を見るだけでなく、
見たものを表現にする、ことが出来ているのが楽しいですね。

「もっと紙ちょうだい!」「何作ろうかな?」お母さんもお父さんも真剣です。
想像は観察からはじまる、観察すると創造したくなる、大切ですね。
日本に帰ったら、ぼくも負けずに創造します!
思わぬ所でこどもたちに会えて、うれしいなぁと思っていると、
他の所からもこどもの歓声が聞こえます。
中庭に池と噴水があって、その日イギリスでは記録的な暑さということもあってか、
こども達が裸ではしゃいでいました。
こどもで溢れた美術館、日本ではあまり見ない光景です。

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