オープニングパーティー。

いよいよオープニングの日です。
この日は昨日の搬入の疲れをとるため、ゆっくりギャラリーへ。
展示の最後の詰めをし、パーティーの準備をして夕方に。
白夜のフィンランドは6時くらいでは、ぜんぜん暗くなりません。
日本の3時くらいの雰囲気かな。
ぼつぼつとお客さんが現れ始めましたが、外は降ったり止んだりの雨模様。
お客さんは沢山来てくれるかな・・・?

古いギャラリーですが、レンガの内装が味わい深いです。
我らが十時ティーチャー!英語は得意ではないといいつつも、
漆好きのお客さんと熱心にコミニケーションしています。
作品の魅力で、言葉を越えて通じ合うことができてしまうのかと思いました。
右の写真は山口県立大の井生文隆先生が、
フィンランドの文化庁?だったかの方に作品の解説をしているところ。
井生先生はフィンランドでの活躍が認められて、
『フィンランド白薔薇勲章騎士一級章』を同国より贈られている、いわばナイトな訳です。
井生先生は実際に紳士で、英語もできて、とても頼れる僕らにとってもナイト的存在でした。
さぁ、開始時刻の6時30分を回ました。
パーティーの始まりは、フィンランド在住デザイナー中井さんの、
バイオリニストの息子さんが奏でる日本の名曲で彩ります。
日本とフィンランドのハーフの息子さんは、長身でハンサム。
演奏も実にハンサム、皆聞き入ります。
バイオリンの音色で盛り上がって来た会場。
在フィンランド日本国大使、丸山博氏によるスピーチが始まりました。
日本文化やこの展覧会にあてた思いなどを話していただきました。
たぶん・・・、英語だったのでほとんど分からない僕です。
お寿司と日本酒で、オープニングに来てくださった方々に感謝!
お寿司はサーモン、あちらは本場なので脂が乗って美味しいです。
再びバイオリンを演奏してもらいながら、乾杯!
沢山の人に集まっていただけたので、日本から重い思いで運んだ酒の味は格別。
十時先生作のぐい飲みで振る舞われました。
想像以上の人でギャラリーはいっぱい。
日本に興味のある人や、フィンランド在住の日本の人など、溢れ出しそうな会場です。
作家それぞれに、ちょびっと英語で応対しています。
先輩デザイナー太田さんの漆塗りスピーカーはipodを音源にできます。
漆の効果があるらしく、大きさからは想像できない良い音がします。
大学院生の竹部くんも、作品を熱心に解説中。
学生の内に沢山の人に見てもらえるはとても貴重な機会ですね。
僕にとっても、直にフィンランドの人の感想が聞け、反応を見ることで、
いろいろなヒントが貰え、作家として嬉しい経験でした。
まだまだ展覧会は続きます。
が、明日からは合間を見てはフィンランド観光が始まります!
せっかく来たのですから、旅としても楽しまなくっちゃ。
つづく。
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