寄せ木のアクセサリー作り。
2012.8.11
今日は、『ナガノ 新 コンセプトゥス』展のワークショップの初日です。
朝、美術館に着くと、
すでに学芸員さん達がテントをはったりと準備が始まっています。
参加するみなさんも、ぞくぞくと集まってきました。
家族と来た小学生の男の子、女の子。
男の子3人組や、おひとりで参加する中学生や大人の方も。
地元の美術部の中学生達も机を並べたり、風船で飾り付けをしたり、
ワークショップのお手伝いに来てくれていました。
では、ワークショップのはじまりです。
まずは作りたい形を決め、寄せ木してある板にえんぴつで下書きをしてもらいました。
電動糸のこは一台だけなので、下書きができた順にどんどん切っていきます。
糸のこを使うのが初めて。というかたがほとんどで、ちょっと苦戦しているようでしたが
みなさん真剣に自分で決めたかたちに切り出していました。
ボール盤で紐を通す穴をあけて・・・
次の作業は、ひたすらやすりがけです。
側面を荒目のヤスリでやすります。糸のこの歯でギザギザになった断面を
滑らかにしてくのは一仕事です。
次は角を落としながら、さらにひたすらやすりがけです。
角ばっていた一片の木材がやがて、つるんとした作品に。
目指すカタチに近づくようにまた下書きを加えます。
やすることにも疲れてはじめていることとおもうのですが
小さい子はお母さんの力を借りたり、友達と協力したりして、
みなさん辛抱強く木を磨き続けていました。
予定時間はとっくに過ぎてしまい、お昼休憩を各自とりつつ
ひたるらやするやすること2時間から3時間以上経過。
できあがるかたもでてきて、
仕上げに・・・
オイル塗装をしたら
紐を穴に通し
ほら、できた!
皆さんの満足した笑顔に
僕が一番満足したかと思います。