藤森照信展。
2010.8.21
僕の母の実家は同じ長野県の茅野市という所なのですが、
その茅野市にある茅野市美術館で開催されている『藤森照信展』に寄ってきました。
ん!何これ?UFOなの?家なの!
会場に着くなり、ちょっとーーーっ浮いてる!テンションあがります。
人が吸い込まれていく?・・・大丈夫か!おい。
あ、乗ってる。
お、ここから入るのか!楽しいいい。
(実際はチケット購入後、順番待ちがあります。確認していませんが小さい子供は無理かな。)
いい!んですけど。
すっごく落ち着いちゃうんですけど、まぁまぁお茶を一杯飲みたいな。
けっこう揺れますが、恐くはありません、心地よい揺れという感じです。
晴れていればもっと楽しかったかなぁ、と思いつつこれを体験できて満足でした。
さて、
母の旧姓は藤森でまわり近所はだいたい藤森、藤森照信さんも同じ小学校だったとか。
母にとっては思い入れがあるらしく、
以前から「茅野にすごい人がいるよ」とよく話題にしていました。
いまや茅野を、いや諏訪を、いや長野を、てか日本を代表する建築家ですね。
講演会を聴いた時も、地元の人達からの人気の高さも伝わってきました。
写真の『空飛ぶ泥舟』は地元住民とのワークショップで完成させたもの。
小学生たちも手伝って、立派な作品に仕上がっていました。
おそらく今後自身を代表する作品の一つとなるものを、
市民とつくっちゃうのがいいなと思いました。
最初の写真、ウソみたいというか、CGみたいに思いませんでした。
ちょっと現実味がないという感じ。
講演会で本人も
「(写真にすると)下手なCGに見える、もっとうまくやれよ!(という感じ)」と言っており。
こういうものに私たちが慣れていないんだね、自分も見たことないとも言っていました。
建築史家でもある藤森照信さんが言うのだから間違いないのでしょう。
世界初!舞い上がった建築!?『空飛ぶ泥舟』。
茅野市美術館でまだ見れますのでぜひ。