ちょっと見て来た 一覧

藤森照信展。

僕の母の実家は同じ長野県の茅野市という所なのですが、

その茅野市にある茅野市美術館で開催されている『藤森照信展』に寄ってきました。

ん!何これ?UFOなの?家なの!
会場に着くなり、ちょっとーーーっ浮いてる!テンションあがります。
人が吸い込まれていく?・・・大丈夫か!おい。
あ、乗ってる。
お、ここから入るのか!楽しいいい。
(実際はチケット購入後、順番待ちがあります。確認していませんが小さい子供は無理かな。)
いい!んですけど。
すっごく落ち着いちゃうんですけど、まぁまぁお茶を一杯飲みたいな。
けっこう揺れますが、恐くはありません、心地よい揺れという感じです。
晴れていればもっと楽しかったかなぁ、と思いつつこれを体験できて満足でした。
さて、
母の旧姓は藤森でまわり近所はだいたい藤森、藤森照信さんも同じ小学校だったとか。
母にとっては思い入れがあるらしく、
以前から「茅野にすごい人がいるよ」とよく話題にしていました。
いまや茅野を、いや諏訪を、いや長野を、てか日本を代表する建築家ですね。
講演会を聴いた時も、地元の人達からの人気の高さも伝わってきました。
写真の『空飛ぶ泥舟』は地元住民とのワークショップで完成させたもの。
小学生たちも手伝って、立派な作品に仕上がっていました。
おそらく今後自身を代表する作品の一つとなるものを、
市民とつくっちゃうのがいいなと思いました。
最初の写真、ウソみたいというか、CGみたいに思いませんでした。
ちょっと現実味がないという感じ。
講演会で本人も
「(写真にすると)下手なCGに見える、もっとうまくやれよ!(という感じ)」と言っており。
こういうものに私たちが慣れていないんだね、自分も見たことないとも言っていました。
建築史家でもある藤森照信さんが言うのだから間違いないのでしょう。
世界初!舞い上がった建築!?『空飛ぶ泥舟』。
茅野市美術館でまだ見れますのでぜひ。
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マリメッコ本社見学。

フィンランド旅行記のびのびになっていますが、まだいきます。
今回はマリメッコの見学です。
マリメッコの本社はヘルシンキから地下鉄で数駅の所にあります。
あれ?中央線・・・ではありません。
オレンジ色といえば日本では中央線ですが、
ヘルシンキの地下鉄は目に痛いほど鮮やかなオレンジです。
さて、

「 marimekko」はフィンランドを代表するファッション・アパレルブランド。

女性には説明不要でしょうが、男性でも花柄のプリントされたバックやカーテンを見れば、
「あ、あれね!」と分かるはず。
日本の生活にもおなじみの製品を沢山作っている会社です。
今回の見学は山口県立大の卒業生で、マリメッコでデザイナーをしている
「マイさん」のつてで実現したもの。
驚いたのは、マリメッコのインハウスのデザイナーは3人だけ。
え、たった3人!、しかもその1人が日本人の女性!てか女の子(僕より年下なので)!
フィンランドに留学するだけでも大変だと思うのに、
そこからさらに国を代表する会社のデザイナーになるなんて、スゴいことです。
エントランスとショップ以外は撮影禁止なので、お見せできないのが残念ですが、
オシャレなものをつくるメーカーの職場環境は、めちゃオシャレで整理整頓、
クリエイテブなパワーがみなぎっていました。
実際に美しい柄がプリントされている様を見た直後だと、
ショップに並ぶ品々がいっそう輝いて見えてきました。
僕たちが見学した日は、バケーションの直前ということで
いつもより急ピッチで作業をしているとのこと。
それもそのはず40日近い休みが、皆にもらえるそうです。
驚きです。
日本じゃコンビニ・スーパーは24時間営業の年中無休。
なぜって、日本じゃ利用者もみんな働いてるから。
夜中も盆も正月も仕事をしている人がいて、いつでも買いにくる人がいて、
僕も早朝利用することもあって、やっぱ便利といえば便利なわけで、
なんとなく必要そうで空いているわけなんだけれど・・・。
40日間休んでもトップブランドでい続けられるのが異常なのか?それが通常なのか?
僕には分かりませんが、クリエイティブの源がどこにあるのかは明白。
しかし40日間はある意味、勇気がいりますね。
多少の不便を受け入れて、みんなで勇気出して休んでみるのもいいのかな。
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かもめ食堂。

梅雨が明けて、ここ数日ほんとうに暑い!ですね。
まぁ、夏は暑いものなんでしょうが、
こんな暑かったけ?なんて毎年いってるような気がします。
数日前、家の庭の小さな水桶の中の蓮が咲き、少しだけ涼しい気持ちになりました。
梅雨入り直前に、昨年建った家の庭に木を入れたり、芝を張ったりしたので、
梅雨明け後は水やりに大わらわです。
植えたばかりの木は根がまだ伸びていないので、毎日バケツ3杯も水がいるのだとか。
だんだん慣れてきましたが、最初はヘトヘト。
美しい庭を目指して、明日も水やりだ~!やだ~!早起きだ~!やだ~!
さて、フィンランド旅行の続きも・・・。
フィンランドといえば、世界的には『ムーミン』ですが、
日本においては、映画『かもめ食堂』という人も少なくないのではないでしょうか。
僕も数年前に見た映画で、薄ぼんやりとしか覚えていませんでしたが、
撮影ロケ地のまじ『かもめ食堂』を見て、ぼんやりと思い出しました。
なんとなくフィンランドっていい国なのかなぁていう、
薄ぼんやりとした内容の映画だったことを、
うっすらと残った記憶の片隅から拾い集めては、波にさらわれ、
拾い集めては波にさらわれ、いったいどんな映画だったのでしょう?
たぶんそういう感じがねらいの、たぶん女性に人気がある感じの、
たぶん雰囲気で観る映画だったと思います。
この暑い夏の午後あたりに、なんとなくレンタルしてぼんやり観るには、
うっすらとおすすめの映画です。

で、ここが『かもめ食堂』ロケ食堂、『SUOMI』食堂。
ひっそりとしたたたずまいでなのに、日本人観光客に人気スポットだとか。
看板には、『かもめ食堂』の文字も?
さすがは、ロケに選ばれるだけはあり、シャレています。
では、またつづきます。
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