ちょっと見て来た 一覧

テート・モダン


これ何の建物でしょう?
テート・モダンという現代美術館です。
なにやら火力発電所だった建物を、改修してつくったとのこと。
ロンドンのちょっと外れにあって、この外観、
看板もさらりとしていて、言われないと美術館だとは分かりません。
他に行った美術館がいかにもな外観(外壁に彫刻レリーフいっぱい)だったので、
なおさらです。
その日はカンディンスキーの特別展をしていて、とってもよかったです。

これは美術館の中、外観とは違ってキレイです。
なにかインスタレーションをしていました。
そう言えば、イギリスでは特別展など料金が必要なとこ以外は、
博物館も美術館も基本的にカメラOKです。
だめな所にはそのつど表示があります、
作品の保存上大丈夫なの?と思いますが、日本とは違うようです。
学生時代に西洋工芸史の教授が、
美術館の中の写真をスライドで見せながら授業をしていて、
写真が上手で好きだったんだけど、撮っていいの?って疑問に思っていたら、
「注意されるまではいいんだよ」と言ってたのを思いだしたなぁ。
あとは「日本語しか読めない」と言えばよいらしい。
ぼくは撮っていいとこしか、撮ってませんよ、たぶん・・・。
もし違てったら、ごめんなさい。

この美術館、金土曜日は22時までやってるんです。
この写真は美術館から撮ったテムズ川と夕日(なのかなぁ?)は
21時くらいなんです、でも美術館にはまだ人がいっぱい。
イギリスのこういうとこ、好きですね。

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大英博物館


大英と言うだけに、そうとうビックです。
世界史好きなら、3日まるまるあっても見切れないんじゃないでしょうか。
本格派の方は1週間くらいは、予定しときましょう。
ぼくは4時間ダッシュで半分も見れませんでした。

こんな感じで展示の仕方がかなり上手で、博物館と言っても楽しい雰囲気です。
まぁよくこんなに集めたというか、もって来ちゃったなぁて感じありました。
返してよって言ってる国もあるそうで、それもそうだなぁと思いましたが、
キレイな展示から、イギリス人の頑張りは伝わってきました。

展示棟はロの字になっていて、中庭があります。
これは数年前に中庭に増築されたもので、
ガラスの天井が中央の建物から放射状に広がっています。
これがとてもキレイで、歴史ある博物館を新鮮に見せていました。
ロンドンの町全体にも言えますが、古い建築の残し方と利用の仕方が上手ですね。

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ヴィクトリア&アルバート美術館2

この美術館広いので、もう少し昨日の続きです。

これ、入ってすぐの案内カウンターの上にぶら下がっている、
シャンデリア?です。
古い建築の中に、現代的なガラスの表現、絶妙にマッチしています。
作者は分かりませんが、印象的な作品です。

おっと、こんな所にチェ・ゲバラ!
キューバ革命の英雄が美術館でなにを?と思ったら、
特別展をやっていました。
チェ・ゲバラに関するポスターやらTシャツが沢山展示されています。
見事にマルクス主義をPOPに消費してみせる、表現者達。
英文が読めないので真意は分かりませんが、ゲバラの顔をマクドナルドや
ペプシやマイクロソフトなどのメーカーロゴで表現した作品がありました。
皮肉ですね~、勝ったのは共産主義なのか資本主義なのか?
今朝の新聞ヒースロー空港でのテロ未遂、数日前に利用した空港なので、
ドキリとしました。
まだよく分からない事件ですが、革命のやり方はそろそろ変わっても良いと
思うのですが・・・ゲバラならどうするのでしょう?

これ美術館右側の側面に残された銃弾の痕です。
具体的には分かりませんが、歴史的な闘争の痕だそうです。
(調べたけど分かりませんでした、第二次世界大戦なのかな?)
建物に施された彫刻や装飾と同じくらい大切な記憶なんでしょうね。

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