地元のこと 一覧

善光寺。

今年初めての善光寺参りに行ってまいりまいした。

これ初詣ってわけじゃありませんけど、
今年の干支は何ですか?お客さん、
そう、丑年でしょ、
そしたら牛に引かれて善光寺にもうでなきゃ、
そりゃもう、恋はもうもくってもんです。
?。
さて、善光寺はこのブログでも何回か紹介したけれども、
今回は入り口の門にある仁王像をご紹介。
写真ではなかなか伝わりにくいかもしれませんが、
善光寺の仁王像は力強さと躍動感があり、
プロポーションや筋肉の盛り上がりなどが美しく、
はっきりと「うまい!」作品だと思います。
それもそのはず、この仁王像は高村光雲の作品なんです。
高村光雲は彫刻を好きな人なら知らない人はいませんが、
なんか聞いたことがあるのだけどという人は、
高村光太郎の父と聞くとピンと来るかもしれません。
工芸好きであれば高村豊周の父といった方がいいかもしれません。
高村光雲(父)、高村光太郎(兄)、高村豊周(弟)、あまりにも天才な家系です。
それぞれが、その進んだ道で一級の評価を得て、作品や考えが後世に影響を与えています。
高村光雲、高村光太郎はすっごく有名(教科書に載るくらい)なので、
ここではちょっとだけ高村豊周のお話を。
ぼくは高村豊周の作品は正直「好き」ではないのだけれど、
彼の置かれた状況や、作品づくりに対する考えや悩みが「好き」なんです。
やっぱ長くなりそうなので次回へ・・・。
コメントをどうぞ

どんど焼き。

今朝、娘といつものコースを散歩していて、
近くの神社を通りがかると、おや!?
だるまさんやしめ縄なんかが、うずたかく積み上げられている。
あ、そうか、今日はどんど焼きの日だっけか。
青空と融け残る白い雪、赤いだるまに緑の松飾り、
ちょっとしたインスタレーション・アートかと思って見れば、
何とも不思議で可笑しくて、ちょっと不気味な造形。
ひときわ目立つ熊手飾りをよく見てみると、プラスッチックな神様達が、
一年のお努めを終えてお疲れぎみ。
量産品ならではの安っぽい豪華さが、なんともポップアート的かも。
そういえばクリスマスツリーにも似ている感じがして、不思議だね。
夜になったら火がつけられて、強い光とともに、
あっという間に燃えてなくなってしまう。
ひと月ぐらい輝き続けるイルミネーションもいいけれど、
一瞬の輝きの中、地域の人が家族で集う温かさもよいものです。

 

コメントをどうぞ

茶臼山動物園

今日は久々に、まる一日お休みにして長野市にある茶臼山動物園に行きました。
考えてみると、クラフトフェアまつもとに行った日以来の完全休日だと気づき、
もう少し休まないといけないかなとも思うくらい、楽しい日でした。


大人になるとなかなか動物園には行かないものですが、
ぼくは『テイクジー・ズー』をつくる時に上野動物園や旭山動物園などに
スケッチや動物のイメージをつかみ直しに行っているので、
それほど久々と言うわけではありません。
でも娘を連れて行くのは初めてだったので、また違った意味でとても楽しめました。
もうすぐ一歳の娘には、まだ早いかな、
あまり興味を持ってくれないかなと思っていたのですが、
意外というか、あたり前というか、ニワトリ以外は初めて見るものばかり、
驚いているような喜んでいるような顔をして、
じーーーと、よーーく観察しているようでした。
茶臼山動物園は小さいけれど、
押さえどころをキッチリ押さえた動物が揃っているので、
思っていた以上に楽しめます。
小さい子供と一緒に行くのには、ちょうど良い動物園だと思いました。
山の中にあるので緑も豊富で、飼育状況も良いのか動物達がとても健康的です。
オラウータンにいたってはよく育ちすぎてしまったらしく、
本を読んで何やら勉強までしている具合です。(ほんとうに人の読む本を読んでます)

檻の横の看板に「ツバを飛ばすので気をつけて!」とあり、
檻の周りの道には『ツバゾーン』なる領域が・・・。
はは~ん、なるほどあの本は物理の本に違いありません。
人間までの距離と質量と速さ、重力に放物線と・・・、
熱心に勉強するあまり肝心の獲物(ぼくら)を逃していますけどね。

コメントをどうぞ