テイクジー・ズー


今テイクジー・ズーという新商品の開発で、資料づくりをしています。
言葉で人にわかって貰うのは、すごく難しいですね。
しかも、ズーは視覚に障害をもつ子供にあそんでもらいたくて考えたので、
伝える相手に、障害について興味をもってもらわないといけない・・・。
でも自分自身、視覚障害について想像することしかできないので、
伝えるいぜんの問題なのかもしれないわけです。
みなさん、GokanPROJECT(点字普及計画)をご存知ですか。
こんな難問に、すっぱとカッコよく答えを出している方達がいるんです。
このプロジェクトはナカガワマサキさんを中心として、いろんなアーティストがかかわって、
今大きな動きになってきています。
このブログにも遊びにきてくれるe/さんこと TAKASHI HIRATOさんも参加されています。
e/さんのブログblog = e/qualでも、この活動について知ることができます。
スパイラルのイベントで見た2人の共作『ブレイルボード』には目から鱗でした。
バリアフリーとか共生とか言葉じゃなくって、感覚で理解できちゃうんです、
それってあたりまえでしょ、って。越えちゃってるんです、視点が。
しかも、そこに美があって、カッコイイわけです、理屈じゃないんですね。
自分よりずっと先を歩いている人達をみて感動しました。
そしてなんだか安心しました。
ぜひ皆さんも、GokanPROJECTに注目して下さい!

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工房


昨日のブログで工房の写真にMIZUHOさんが「職人の部屋!!かっこいい。」
とコメントをくれたので、今日は外観です。
ここは100年くらい前の建物なんですよ。
だから今年の大雪の時は、つぶれるんじゃないかと心配でした。
昨日の写真のロクロの台は近くの電気店がつぶれた時にもらったものだったり、
うしろの角ノミという機械も、先輩作家に貰ったもので50年前くらいのものです。
それでも客観的にみると、いがいといい感じに見えますね。
さすがにここだけだと、冬は寒くて作業にならないので、
そっちも古いんですが、アパートの畳をあげて板をはって工房にしています。
長野の冬は、部屋のなかでも-10度ぐらいになるので、
朝は工房の水道がでないことがよくあります。

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こんな感じでつくってます。


どうやってつくってるんですか?とよく質問されるので、のせてみました。

下のロボを削っているところですね、今年の4月くらいです。こんな大きいのをロクロで削るのが初めてだったんで、もし失敗したら・・・、せめて記念に記憶にのこしたいと思いまして、写真にとってもらいました。けっきょく、カメラマンにとっておいしい、ふっとび場面はおとずれず、ぶじに完成できたしだいです。
学生の時は何度かふっとばして、作品が宙をまったりしていました。
寄せ木は削る前までが、時間がかかり神経を使う仕事なので、そのときは大変です、なかなか立ち直れません。
けっこう上達してきているんですね。

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