あ、出発です。

作品の制作、梱包、発送が終了し、
本日、搬入をしに会場に出発です。
作品数は多くありませんが、やれることはやったという感じです。
あとはよい展示になるように、作品設置にもうひとふんばり。
さて、下の写真は新作のようでいて新作ではない復活作です。
時間がおしせまり、小さな作品の新作をあきらめなければならなくなり、
どうしたものかと考えていた時、ふと思い出したのが、
ヤツらのことでした。
かれこれ8年前、どんな作品が理解してもらえるのか、
寄せ木や部材の手数はどのぐらいがバランスよいのかわからずに、
それでもこだわりだけは、ある意味今以上に強かった時のこと。
やみくもに作っていたのがこの作品、『矢田汰門忍法帖』。

 

当時、いい作品にはなったと思うものの、なにせ手間がかかり過ぎで、
この仕事で「おまんま食べたい」若者には、
あきらめなければならない「こだわり」というのも少なからずあったわけです。
急きょ、引っ張りだしてきた昔の作品の作り途中の部材には、
当時の気持ちが詰まっていて、なにかこみ上げてくるものがありました。
しかし、なんですな、めんどくさい!ですなこれ。
仕事が細かすぎる、今やっても難しいと思ってしまう。
「作りたいものと、実際に作れるものは違うんだよ。」
「作りたいものと、実際に売るものは分けて考えなくちゃ。」
などなど、当時いろいろとアドバイスされる度に、
身につまされたり、嫌にもなった、あの言葉を、
今の自分なら、あの時の自分に言ってしまうのかもと思ったりしました。
なんでこんな形にしたんだっけ?などと思い出しながら、
8年越しのやりかけた仕事をしていると、
当時、なによりも大切にしていたこだわりや、熱意というものが思い出されました。
「実際」なんてものは、変わっていくし、変えていけるんだってこと。
『矢田汰門』達に教えられました気がしました。。
おいおい、感傷的になっているばあいかい?
行ってきます。
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コメント(1)

  1. Amazing!

    Russel3d (2011.4.18 23:38

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