ついに!


お世話になっている機械屋さんから「見つかったヨ!」との連絡。
もうかれこれ2、3年待ったでしょうか、ついに来ちゃった!
写真は自動鉋と手押し鉋という木工機械です。
新品はとても買える値段じゃないのだけれど、中古で良い出物があったのです。
定年で仕事を辞める建具屋さんがあったそうで、機械達も引退するところが
有り難いことにぼくの工房にやってきました。
自動鉋は最大加工幅500mm!、手押し鉋は300mm!夢のようであります。
今まで使っていた小型のものでは、いろいろと制約が多かったので、
これで創造の幅も広がるってもんです。
なにせ古い機械なのでいくらか問題はあるものの、
鋳物でしっかり作られたものなので、精度は充分でてくれます。
ようは刃物が回転するだけの単純な機械なので、
最新とか、流行り、などとは無縁なので古くてもまったく問題なしです。
製造年を見ると昭和40年、ぼくがマイナス13歳の時です。
母がまだ高校生だったと思うと考え深いものがあります。
ぼくが仕事を終える時が来たら、また誰かが使ってくれるように大事に使いたいです。
ものをつくる上でいつも考えていることは、
自分が作ったものは、自分より長生きするということ。
想像を飛躍させて物質まで戻して考えれば、
材料としてぼくの手にやって来るまでにも、
何年も何十年も、もしかすると何十億年も前から存在していて、
ほんの僅かな時間をぼくの所で過ごしただけだということ。
材料が作品になって、買って下さった方の手からまた、
誰かの手に渡って行くことを想像して見ると、
もの作ることにどんなに真剣になっても足りないと思うわけです。

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