製材中に手をとめて。

ケヤキを製材している時に改めてケヤキの魅力を思いました。
ケヤキの魅力は内側から輝き出すような色味です。

100年以上かけて成長してきたケヤキが森から切り出され、
製材屋さんで目的の大きさに切り揃えられます。
そこから少なく見て10年以上の時間を経て、僕の工房に来て7年。
表面だけを見ると、とても美しいとは言い難い状態。

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制作中の作品の寸法に合致し、選ばれたこのケヤキ。
作品に合わせて無駄なく慎重に材料取りをしていきます。
切り屑と一緒にケヤキの独特の香りが工房に広がり、
中身を見たとき、思わずため息が出ました。

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なんて美しいんだろう。
黄色というか、橙色というのか、まぁケヤキ色というしかないのだろうね。
逆立ちしても自分には作り出せない美しさです。
やはり工芸の魅力は素材と作家の共同作業にあると思います。

僕はため息の後、
素材の育ってきた100年の最後の「一瞬」に出会えた幸運を思います。
そしてこれからの100年を誰かの家の棚の上で大事にされるような作品にしたいと思います。

めっちゃいい作品に仕上げますよ!

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